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EPSON NP-950Cを入手そして修理
DVDのラベル作り・・・今までは手書きでタイトル?
もしくはラベルを貼っていました。
しかし、最近は、DVDメディア自体に印刷が当たり前、管理人は対応Printerが無い

そこで某オクでジャンクを入手

まずはテスト印刷インクを購入してきました。
このインクも曲者ICチップが装着されている。
インク残量管理を電気的に行なっている?
機嫌よく印刷・・・しかしディスクのセットが、やっぱり難しいCannonの方が簡単・・ゴソゴソ印刷していると
どうも、印刷対象物(用紙、ディスクなどの)認識が上手くない、『詰まりがあるから点検しろ』とか、アラームが頻発するようになる、何も無いので、数回、差込直すと直る・・・何かセンサー部分ゴミ?そのまま使っていると最終的には、解除すら出来なくなった、ジャンクゆえ仕方ないこと、素直に分解しますか本当は楽しいくせにそのために、ジャンクと言う言葉に引かれてポッチとしたのに・・・・
周りにあるものから外します・・・・
トップカバーは後部ヒンジ部がスナップで勘合しているだけ簡単でした。
フロントトレイは厚みもあるし、しっかりと軸が確認できます。
良く見ると、片方がスプリングで縮むようになってました、スリットからマイナスドライバーで・・・・
上部カバー類のネジを、勘合爪を観察
どうやら+ネジが怪しいので外します。
金属部分のネジはとりあえずそのまま、機械構造部の組み立て、固定のネジの可能性が大きいので・・・・
後部も同様に+ネジがありました。
4本外したら、上部カバーはある程度は動きましたが外れる様子はありません特に前部の勘合が硬いようです、後部はすんなり開くので、めくるようにカバーを開きました。

前部は左右の内側に、下部写真のように爪が・・・
これがまたしっかり嵌っています、隙間からロング−ドライバーを入れて外しました。

左側は何やらフェルト状のインク吸収体がこれまた綺麗ですが・・・インク吸引ポンプをリコールで交換した機体です、その時新品になったのでしょうね。
爪の勘合が外れれば、カバーは素直に持ち上がります。
上部のスイッチからのフラットケーブルに気をつけて外します、基盤を外せば、ボタン類はカバーについてました、基盤には、マイクロスイッチとひょうじようのLEDが並んでます。
上部カバーが外れたら、機構部とご対面です、リヤの給紙部分から覗くとありました、用紙確認用のメカ部が、ここのシーソー状の部品が外れていました。フォトセンサースイッチ基盤とブラケットを分離しました。
ブラケットを外すと、シーソー状態の部品が、コロっとおちました。

ピンセットでスプリングごと拾いました、形を見ると、フォトカプラー側が幅があり、紙側が棒状のようです、取り付け軸の横にあるバーは、用紙セレクターを動かした時、どうもCDトレイをセットする時引っ掛けて動かすようです、ブラケットと並べ向きなどを考える、スプリングの引っ掛け方を考える、軸のはめ方を考える事10分、~の声が聞こえました。
写真右側の状態から、ブラケットにこのまま伏せるようにシーソ部品を付ける。
ブラケットに基盤をセット

注意深く行ないましょう、左の写真の状態になればOKです、スプリングの力で、基盤のフォトカプラーの隙間に、シーソの片方が綺麗に収まっています、これが紙の無い状態。
取り付けは、このまま倒立させるので、給紙されると右の写真のようにレバーを押します、するとフォトカプラーの隙間からはずれ、ONとなり、紙があると判断してるようです。
そうです、この力を加える方向が、問題でしょうね、給紙関係は、後方から、つまりアームが自由に動けるほうから入る訳です。
しかし、用紙セレクターを動かしCDトレイをセットする方にすると用紙押さえをリフト知る時、推測どおり、アームを引っ掛けて跳ね上げます、操作不十分のままCDトレイを差し込めば、アームは動けない方に無理やり押されます。運良く入れば良いですが、最悪スナップ部から軸は外れてしまいます、きっと埃で動きが悪くなったところを、ご機嫌にDVDにプリントをしていて・・・・・
そういえば、アラーム出る前に、トレイを入れるとき『何かに引っかかったような感じがしたな〜』その時、軸がスナップ部から外れたのかな、今思えば、思い当たるな・・・・・

PM−950C発売当時(2001年10月)は、凄い売れ行きで、4辺フチなし印刷、CD-Rダイレクトプリントへの対応(標準セット)、7色独立インクの搭載、世界最小の2plのインクドットを実現するなど魅力的な製品で、品切れ店は続出、写真をプリントした時の綺麗さは最高水準の物でした、ザラツキも無く、グラデーションも綺麗に再現されていました。
特徴は、2880X1440dpiの世界最高水準の解像度、先に発売されたPM−750C(1997年11月)以来プリンターの最高解像度は1440X720dpiのまま、この機種は一気に4倍もの解像度を実現したのです。
世界最小のインックドット2pl(ピコリットル=1兆分の1リットル)を利用して印刷するので、当然ザラツキ(粒子感)のほとんど無い滑らかな印刷が出来たのです、勿論この機種が初めてではなく、前のモデルも採用していましたが解像度が低いためこの細かなインクドットだけでは塗りつぶしが上手くいかず、結果マルチドットテクノロジー2pl・5pl・11plのドットの使い分けで印刷、そのため少し明るい部分などはザラツキが現れたり、逆にグラデーション部分にべた塗り感のある部分があったりしたのですが、この機種からは解像度が4倍に向上した結果この微細なドットのみでハイライト部分〜シャドウ部分全てをカバー出来自然で綺麗な表現よりフィルム写真に近づいたプリントを可能にしたプリンターでした。
当時の価格も定価設定で59800円(平均店頭価格は47000〜49000えん程度)もうなずけます、標準でCDダイレクトプリント(前面操作仕様)のトレイも付いていたので、当時はまだ高値の機器でした。
速度向上の技術も双方向印刷など、駆使しインクも頻度の低いダークイエローをブラックに変えてモノクロでは実に1.8倍の速度も出しました、しかし速度に関してはやはりCannonが一歩秀でていましたがBJシリーズからPIXUSシリーズに一新して速度+画質向上で画質のEPSONに肉薄してきたのも印象的でした。確かに写真画質とカメラメーカーですがEPSONは一歩先の感じでした。
当時はやはり速度のCannon、画質のEPSONと言う認識がありました。
当面ダイレクプリントを楽しみますか、しかしデカイです(現用のPIXUS550iと比較して)

凝り性なB型の不完全記録